信用保証協会とは
信用保証協会は、「信用協会保証法」という法律に基づいて設立されている認可法人で、中小企業や自営業者が事業資金を調達する際に、信用保証協会が保証人の代わりとなって中小企業の信用力を補完する公的機関です。
中小企業は信用保証協会の保証がつくことで銀行などの金融機関から事業資金の調達が容易になり、中小企業の発展には欠かせない存在となっています。
実際に融資をするのは信用保証協会ではなく、銀行などの金融機関です。ですが、銀行等は万が一借り手である中小企業が返済することができなくなったとしても、信用保証協会が代位弁済することで損失はまったくありません。
信用保証協会が代わりにリスクをかぶることになりますが、中小企業から保証料を支払ってもらうことでリスクを補填しています。
信用保証協会の実態
信用保証協会は、保証料を支払うことで債務保証をしてくれる公的機関なのですが、実際には第三者の連帯保証人を求められるケースが多々あります。
また、保証料を支払っているにもかかわらず、代位弁済された場合では、その後求償権に基づいて主たる債務者や連帯保証人に容赦なく請求してきます。したがって、代位弁済後は債権者が銀行から信用保証協会に変わるだけです。これでは何のために保証料を支払っているのかと疑問に思います。
第三者による連帯保証を廃止
2006年4月から信用保証協会が手がける信用保証制度で、第三者による連帯保証を廃止することになりました。
経営者の連帯保証はこれまでどおりですが、会社に無関係な家族や知人にまで債務を負わずにすみます。
会社に関係のない方々を連帯保証人にしてしまったため、すでに再生の見込みはないにもかかわらず、迷惑をかけたくない一心で最後まであがいてあがいて、ついに自ら命をたってしまう経営者が後を絶ちません。信用保証協会における第三者保証の廃止は中小零細企業の発展に貢献する改革になるはずです。今後に期待しましょう。
